身長が伸びるためには身長が伸びるしくみを知っておいた方がいいでしょう。
なにも知らなければ、「カウシウムさえ摂ればいい」「毎日牛乳を2リットル飲めばいい」
などという行動に走りがちです。
よくあるのは「クラスで背の高い○○くんは毎日牛乳を2リットル飲んだら身長が伸びたんだって！」というような偶然の話。
それは都市伝説みたいなもの。
きっと急成長期にたまたま牛乳をたくさん飲んでいたということに過ぎません。
成長期には、骨と骨の間の関節近くの場所にある「骨端線」という軟骨部分が少しずつ成長する事によって骨が伸びていきます。
それが背が伸びるということです。
この骨端線は、思春期を過ぎると成長が止まって、硬い骨になり、身長も急激に伸びる事はなくなります。
骨端線の成長をサポートするためには、
まず、栄養素（カルシウム＋たんぱく質＋ミネラル）
そして成長ホルモンの分泌。
成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、骨を伸ばすために必要不可欠な役割をにないます。
栄養素と成長ホルモンが互いに働きかけることが背を伸ばすわけで、カルシウムだけではなにも起こりません。
栄養素を摂りながら、成長ホルモンをたくさん出すようにしむけてやらねばなりません。
