お母さんがこどもによく言います。
「夜10時から深夜2時までが成長のゴルーデンタイムだから、その時間は寝ていなさい。早寝しなさい」
と。
一時期、テレビや雑誌などでよく言われましたから、いまでも信じているかたは多いと思います。
もちろん成長ホルモンの分泌は大人の女性にとっても大事な要因。
成長ホルモンはお肌のうるおいやキメにも影響しますから。

イメージ的にも真実であるように思えます。

でも、どうやら時間帯とは大きな関連が見いだせないようで、最近では、左右するのは時間ではなく、睡眠の質や睡眠の深さだといわれています。
眠りはじめて3時間のあいだよく出るのが成長ホルモン。眠り始める時刻は関係ありません。
最初から深い眠りにつくことができれば、成長ホルモンがよく出るとされます。

成長ホルモンを多く出す方法は、眠り始めからのび太くんのようにぐっすり眠るということになりますね。
枕元の香りを工夫したり、早めにスマホやタブレットの電源を切ってブルーライトから離れるなど、やるべきことはたくさんあるでしょう。

ただし、朝日の燦々とふりそそぐ時間に起きるとして、6〜8時間の睡眠時間をキープするとすれば、結局夜10時からおそくとも深夜0時に寝るのがふさわしいのです。疲労回復やお肌の修復、脂肪燃焼を効率良く実行したいのであれば、このような普通の時間に深い睡眠を取ることが大事になるわけです。

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