どうやったら身長が伸びてくれるのだろうか?
いろいろな身長に良いといわれる食べ物飲み物を摂取しながらも、伸び悩みの時期を過ごしているお子さんは多いでしょう。
まわりのお友達と比べても、「自分だけ身長がなかなか伸びない」となると焦りも出ます。


まずは身長が伸びる体の仕組みを、基本的なことを理解しておくことは必要だと思います。


身長が伸びると言う事は、すなわち身体の中の骨が伸びている事です。
成長期において、骨と骨の間の関節近くの場所にある「骨端線」という軟骨部分が少しずつ成長する事によって骨が伸びていくのです。

骨端線は、思春期を過ぎると成長が止まって、硬い骨になっていきます。
するとそれまでに経験したような急激な身長の伸びはもうなくなってしまいます。


新たな骨を作り出すためには、骨端線を成長させるためには、不可欠なことがあります。
ひとつは、カルシウム、たんぱく質、ミネラルなどの栄養素
ふたつめは成長ホルモンの分泌
(脳下垂体から分泌されるヒト成長ホルモンの中のインスリン様成長因子−1と呼ばれている物質が、骨を伸ばす役割をもつ物質に変換されます。)


新しい骨を作り背を伸ばしていくためには、栄養素と成長ホルモンが互いに働きかけるような状態をあなたがプロデュースしてやらねばならないのです。
それは牛乳をたくさん飲むというような短絡的な方法ではダメなのです。